栄養素 / 食材

冬に旬を迎える水菜!栄養がないって本当?水菜に含まれている栄養素について紹介

冬になると価格が安定する水菜。お鍋の具材としても活躍するため、手に取る機会も増えてきますよね♪シャキシャキ食感が魅力的でクセも少ない水菜は、調理のバリエーションも豊富です。検索すると「栄養がない」というワードもヒットしますが本当でしょうか?今回は冬になると食卓に並ぶ機会が増えてくる水菜の栄養素について紹介します。

水菜の旬は?

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水菜の旬は12月~3月です。そう、お鍋がおいしいシーズンに旬を迎える食材なのです!水菜は1年中スーパーで見かけますが、旬の時期の水菜は味が濃くなります。味が濃くなるだけではなく、栄養価も高くなるのが旬食材の特徴です。水菜の原産地は京都。そのため京菜とも呼ばれています。

水菜は涼食材

五性に分類すると水菜は涼食材になります。ほてった体を冷ます効果が期待できます。また利尿効果もあるため老廃物排出をサポートする働きも!涼食材特有の冷えが気になるときには、加熱したり塩もみしたりすることで軽減できます。漢方においては体を潤す作用があると言われているそうです。漢方についても学びたい。。。

寒い時期に旬を迎える食材は体を温めるものが多いですが、水菜は違います。葉物は水分量が多いため冬が旬であっても、涼・寒食材に分類される種類も増えてきます。

水菜の栄養素は?

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次に水菜の栄養素について紹介します!野菜に含まれている栄養素はよほどの特色がない限り、似てしまいます。私のコラムを全て読んでくださっている方は、もしかしたら記憶に残っている栄養素も多いかもしれません。あくまでも献立のひとつの参考にしてみてくださいね!

ちなみに水菜が鍋に使われることが多いのは、お肉やお魚の臭み消しでもあるそうですよー!

βカロテン

水菜は緑黄色野菜です。そのため抗酸化作用をもつβカロテンが含まれています。皮膚や粘膜の健康を維持したり免疫力を向上させたりなどの効果が期待できます。

緑黄色野菜と呼ばれるものには基準があり、βカロテンの含有量が100g(可食部)あたり600ug(マイクログラム)とされています。ただ基準を知っていても、含有量なんてわからないですよね。緑黄色野菜を目で見てわかる目安があります。表面の色が濃く(赤、緑、橙色など)、カットしたときに中まで色づいているものが緑黄色野菜の特徴です。ちなみに皮の色が濃くても、カットすると中が白い「なす」や「きゅうり」は緑黄色野菜ではありません。

ビタミンE

ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンEとビタミン界のエースと呼ばれている栄養素全てが水菜には含まれています。どうですか、水菜が食べたくなってきませんか?

女性ホルモンの生成、肌艶を良くする働きを持つことから、ビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれ重宝されています。血行促進の働きも担う栄養素です。

ビタミンK

脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率がUPします。動脈の石灰化を抑制するので、しなやかな血管づくりをサポートする栄養素です。ほかにも血液凝固、カルシウムが骨に沈着しやすい環境づくりをサポートしています。

ビタミンB6

皮膚や粘膜の健康を維持する栄養素です。たんぱく質の再合成にも携わっているので、元気な体づくりにかかせません。免疫機能を健康に保つ働きもあるため、体調を崩しやすい冬には重宝する栄養素と言えるでしょう。

葉酸

温活にも重要な貧血予防にも携わっている栄養素です。造血のビタミンと呼ばれているのは、ビタミンB12と共に赤血球の生成にかかわっているから。コレステロール値を抑える働きも期待されています。貧血は侮れません。もしも自身で改善できる状況であれば、食生活から見直してみるのもおすすめです。

カリウム

体の調子を整えるミネラルの一種です。余分な水分や塩分を排出する働きを持つため、むくみや高血圧予防への効果が期待できます。カリウムの働きは不整脈や心不全の予防にも繋がります。過少、過剰どちらにおいても体に良くない影響を与えるためバランス良く摂取することが大切です。

貧血に悩まされている方は特に気になる栄養素ではないでしょうか?鉄は酸素の運び役となるヘモグロビンの構成成分です。約60~70%は血液に取り込まれ、残りは筋肉に存在したり肝臓や脾臓に蓄えられたりします。血液内の鉄分が不足すると肝臓・脾臓が貯蔵している鉄から補うシステムです。

鉄は疲労を軽減する効果もありますよ♪ただし過剰摂取は体調不良の原因になるので気をつけましょう。

水菜は栄養がない?!

水菜についてリサーチしていると「栄養がない」というワードがヒットしました。なぜこのようなワードが出てしまうのでしょうか・・・栄養がないものを栽培し販売するわけがないと個人的には思うのですが。

このようなワードが出てしまったのはおそらく、水菜の9割ほどが水分で構成されているからかもしれません。水分も体にとっては必要な成分となります。そして例え9割ほどが水分であったとしても、水菜に含まれている栄養素には免疫力向上、温活のサポートをしてくれるものばかりです。

水菜は生で食べられる?

水菜×ツナ×しらす

はい、食べられます。日頃から料理をしている方や食べることが好きな方はご存知かもしれませんね^^サラダでもおいしく食べられると広まってから、より水菜を手に取る方が増えてきたとも言われています。生で食べるときには塩もみすると、食感が良くなります♪先述しているように、塩もみは温活にも効果的です。

おいしい水菜の選び方

茎が白く葉が濃い緑色のもの、葉先まで真っすぐ伸びているもの、手にとった時に重さを感じるものがおすすめです。ツヤがあるものは水菜の風味をしっかりと感じられるでしょう。根元の色が変わっているものや水っぽい状態のものは避けるのがポイントです。

水菜の保存方法のコツは?

水菜は乾燥が苦手。食感を楽しめるように購入したその日に食べるのが理想ではあります。もしも数日保存するのであれば、キッチンペーパーで全体を包んでから根元だけ濡らしておきます。その状態でポリ袋に入れて冷蔵保存しておきましょう。傷みやすくなるので洗わずに保存します。またポリ袋ではなく、購入したときに入っていた袋でもOKです。包んでいるキッチンペーパーは長期間そのままにしておくとカビの原因になるので、気をつけてくださいね!

水菜には冬に必要な栄養素が含まれていた!

水菜の胡麻和えです♡

彩りや食感をプラスしたいとき、何か野菜が欲しいと思ったときに重宝する水菜。水分量が多く含まれている栄養が疑問視されていますが、健康的な体を維持するために必要な抗酸化作用が含まれている緑黄色野菜のひとつです。冬になると価格も安定し購入しやすくなり、生でも加熱してもおいしく食べられます。ぜひ日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?

投稿者

YU-KI
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食べること、お酒を飲むことが大好きなアラフォー女です。好きな旅行を 楽しむために少しだけ健康的な生活に興味を持ち始めました。体を温めること、腸活の素晴らしさをのんびり記録したいです♪

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